いよいよ、最後の段落ですよ~^^頑張って読んでくださいね!(ここ重要!!)
第四弾のテーマ:ベースオイルの劣化のメカニズム
☆なぜオイルは劣化するのか☆
今回のテーマは、ベースオイルの劣化。オイル交換を長期間行わないでオイルを使っていると、添加剤の消耗、熱や空気による酸化、混入物による汚れが起きて、ベースオイルが劣化していく。さらに劣化が進むと、オイルがドロドロに固まり、オイルの潤滑不良による金属の異常磨耗と溶着やスラッジがビストンリング廻りに堆積してしまうため、ビストンリングの膠着などを引き起こす原因となってしまう。劣化したオイルを使い続けていると、パワーダウンや燃費の悪化だけではなく、最悪の場合、エンジンプローに結びついてしまうのだ。もちろん、オイルを定期的に交換することでこういったトラブルを防ぐことが出来るが、難しいのがオイル交換のタイミング。走行距離による交換が原則なのだが、車の用途によっては例えばサーキット走行毎に交換、3,000Kmで交換、5,000Kmで交換、ロングライフ系なら10,000Kmで交換といったように、使用条件や使用オイルによってその目安は様々。また、例えば街乗リ オンリーだとしても、エンジンが完全に暖まらない状態での使用が多い場合は、 エンジンオイル内の結露した水分が抜けきれず、使用するオイルの種類によってはエンジンが暖まりきって使用しているときよりもスラッジが多く発生してしまうこともある。距離を走らない車の場合でも、使用条件によってはオイルの劣化を進めてしまうこともあるのだ。オイルの劣化は実際には緩やかに進行するため、一般的なドライバーにはなかなか判断するのが難しいところ。オイルの汚れやエンジンのフィーリングで判断するのも一つの方法だが、それでもオイル劣化を分析なしで判断する方法は困難だ。そこで今回はオイルが劣化してしまう原因を解説してみよう。
A.S.Hアッシュ オイルについて第四弾その1 これで最後!
2017年4月28日 金曜日