A.S.Hアッシュ オイルについて第四弾 最終

2017年4月28日 金曜日

Q:銘柄の違うオイルのブレンド
同じ錦柄のオイルをブレンドすることによって、エンジンにピッタリのオイルを作り出すという方法のオイルはあるが、銘柄の違うオイル同士のプレンドはどうなんだろう? 例えば、サーキット走行でオイル量が少なくなった時や、街乗りの場合でも突然油圧の警告ランプが点く場合がある。そんな時に普段から使っているオイル銘柄と同じストックがあればいいが、それが手に入らない場合はやむなく違う銘柄のオイルをブレンドするケースもあるだろう。最近では様々なタイプのオイルが市場に出回っているが、実際に銘柄の違うオイルのブレンドは、エンジンにとって問題ないのだろうか?
A:「製品同士のブレンドになるわけですが、これに一番問題になるのは、化学合成。鉱物油わエステル化学合成油・半化学合成油等というよりも、オイルの処方に関わる事が大きいと思います。具体的にいうと、混ぜるオイル同士が同じ添加剤と同じポリマーを使用しているのであれば、ベースオイルはなんでも大文夫です。ところが、添加剤とポリマーが違うタイプ同士のオイルをブレンドすると、分離したり固まったりすることがあります。但し、基本的に製品同士ブレンドすることは全体のバランスが悪くなり性能の低下につながることが多いので、あまりお勧めいたしません」
※特に、一般的に違うタイプのオイルをブレンドした場合は、性能の低いオイルに引つ張られる傾向があるとのこと。
Q:余ったオイルの保管
オイル交換の時に余ったオイル、どうしてる? サーキットやスポーツ走行派なら、補充用オイルとして使えばOKなんだけど、問題は街乗り派の場合。「一度フタをあけてしまったオイルって、空気と触れるからやっぱり酸化してしまうのでは?」と言うように、次回のオイル交換の時まで保管しないという人も少なくない。オイルの賞味期限!? というのもなかなか徴妙。同じオイルでもやっぱり古い缶より新しい缶の方が性能がいいって思っている人も多いのでは? 余ったオイルはどうしたらいい?
A:「一度蓋を開けた缶に入ったオイルについてですが、きちっと蓋を開めている状態でしたら5年間は大丈夫だと思います。エンジンオイルの中には酸化防止剤及び乳化防止剤が入っていますので、保管状態が悪くなければ腐るものではないので大文夫です」
※ということで、余ったオイルの再使用は、キチンとフタをして温度変化の少ない場所に保管しておけば全く問題なしとのこと。

これでオイルの基礎知識はおわりです! 大変長い、つまらない講義ですみませんでしたm(__)m
でも、自分の大事な車の為ですので、しっかり勉強していつまでも大切な車を愛してくださいね^^