H29.6.12 とうとう整備から上がってまいりました! 途中いくつかのアクシデントを乗り越えて、やっと手元に戻ってきたのです^^待ち遠しかったぞ!240!! アクシデントとはエンジンアンダーカバーにネズミの死骸があって異様な臭いを解き放っていたのです(@_@;) すでに骨と皮だけになっていたとか・・・かなり以前からここにご安置されていたのでしょう^^エンジンルームからはちょうど死角になっていて、見えないところに転がっていたんですね。工場側のコメントで「この作業が一番高いね!」と脅かされました^^ 取り除いても多少の臭いが残っていますが高圧洗浄機で、洗うつもりです!
そして、あろうことかもう一つは、ショックを止めるナットがフロントだけついてこなかった(-_-メ) こんなこともあるのか・・・・ 相手がアメリカなので仕方がなく、日本のネジ屋さんに片っ端から電話してみた! しかし、どこも「自動車の部品はあつかっておりません!」とのこと・・・
「絶対諦めないぞ!!」と自分を奮い立たせてさらに、探しまくること数件目、ついに見つけた! 関西の職人さん集団だ!関東はなにやってんだ!!
このナットにはゆるみ止めなるものがネジ山の中にパッキン状のものが付いていてとても特殊なんです。この件もネジ屋さんと相談して、機械・船舶・自動車の振動・強度に耐えられるもので、ゆるみ止めが付いていてサイズは直径16mm・ピッチ2.0、高さ約1.6cmのものを探してもらいました。即日ご連絡いただき即日配送してくれるそうです。感謝感激!m(__)m (写真ではわかりずらいですが右上2個並んでいるものが金属緩み止めパッキン付きの新しいナット、下のものが古いナットでゴム製の緩み止めパッキン付き、古いショックのナットが入るところへ矢印)
今まで、ボルボに携わって30余年、ネズミはなかったけど、猫がアンダーカバーで死んでいたことはあった! でも特殊ナットを日本で探すことは今までなかった! なんでも諦めない精神は大事だな!
左写真中央にあるのは、ミッションマウント、予想した通りバックリ割れていた! そして、右の写真下、クランク角センサーは配線むき出しになっている。いまいち調子が悪かったのはこれのせいもあるのだろう。
色々なゴムブッシュはご覧の通り角質化し用を足していません。
他のさまざまな、下回りのゴム・ブッシュを交換し、エンジンの調子もいまいちだったものを、正常になっているか確認し、後は感謝を込めて自分で外装をキレイにバフがけして、高速と山道テストを行います。楽しみだな~^^ やれていた240が復活する姿はほんと~に、生命力を感じる^^素晴らしいの一言です^^
こうやって、整備をする方たちや、稀薄ながら私の愛の息吹を吹き込んでやるのです! そして、当社HPのコンセプトにもあるように、ここからはまたオナーさんにいっぱいの愛情をもらう事でしょう^^
がんばれ240!! 私たちが付いてるからな!!
※納車日には、お客様と一緒に助手席左足のところにある、ヒューズの接点を磨いてバッテリーも新品を付けて完了します。まずは、テストですね!次回ブログにテストの様子は記載致します。