ロンドン駐在スタッフ便り(第十一回)
ロンドン滞在期間も、いよいよ残り少なくなってきました。今回は、当地の運転について、少し報告しておきましょう。ロンドナーの運転は、少々気が荒いものの、基本的には親切で、横断歩道にちょっとでも足を踏み出して立っていたりすると、必ず止まってくれます。そんなことを期待するのにも慣れていない(というかほぼ諦めている)日本人などがまごまごしていると、手を動かして「早く行け、行け」とにんまりして合図してくれます。歩行者優先違反は、法律でも厳しく取り締まるので、かなり徹底しているところです。後は、駐車違反も相当厳しく見張られますので、許可ステッカー無しに止めている車は、まず見かけません。
ただし、あの「世界一有名な横断歩道」だけは別物で、朝早くから日暮れまで、世界中からビートルズファンが詰めかけて、ストップモーションでポーズを取っては写真機に収めていきます(実際の「アビー・ロード」のアルバム写真を見ると四人はただふつうに渡っているだけなのですが、人間のイメージ力というのは恐ろしいものです)。そのため、ここだけはあんまり親切に一旦停止していると、いつまでたっても車が進まずどんどんつかえていくこととなって、ついには後方の車がいらいらして「そこのけ!」とばかりに大きくクラクションを鳴らすということが、しばしば起きるのです。
今回の写真は、珍しい縦目ベンツです。もっとも、あまり乗られていないらしく、もう早い秋の落ち葉が降りかかっていました。
★VOLTAからのコメント
その昔、私がVOLVOディーラーに入る前の自動車輸入会社でUSA、LA勤務の時の思い出でこのメルセデスと同型でBENZ280SE 3.5カブリオレ シャンパンゴールドの完全新車復元車を社で購入してサンタモニカの海岸メインストリート(映画でも有名なパームツリーが並ぶストリート)をドライブしたことを思い出しました。信号で止まった際に隣のアメ車に乗ったご夫婦から「ナイスカー!^^」って声をかけられたのです^^「自分のじゃないけどね(・_・;)」この完全復元車は日本ではまず、見られないレストアとは違う、エンジンやミッション・デフ等機関部位はビス一個までばらして新品部品で再組み立て・内外装・ガラスすべてを新品で再度新車に復元・オーバーホールした車です。新車なのです^^ですからこの状態で巡航時速220Km/h以上は可能な状態なのです^^もちろん価格は1000万円を軽く超えたと記憶してます。また、シャンパンゴールドっていうところがよくて、この車だから似合う^^適度な嫌みのない曲線美、威厳を感じさせるデザインだからこそです^^イギリスやヨーロッパより、世界の名車はやはりアメリカ西海岸に集中しているようですね^^ちなみにこのような車はあるコネクションがないと購入にたどり着けません^^普通の一般の観光客や日本の自動車会社の方にはたどり着けません^^命がけなのです(ToT)/~~~詳細は申し上げられませんが、怖い思いをしたこともあるのです(@_@;)
日本では維持費・デザインから考えてもすべてのカテゴリーで一番バランスが良いのはVOLVO240だと「きぬのみち」さんも言ってました^^すでに所有されている方は大事にしましょう^^
ロンドンからのお便り第十一弾
2017年9月23日 土曜日