前回からの走行テストシリーズは勝手ながら削除します。なぜなら、他のいままでやってきた240とさほど変わらないので、書く方もモチベが上がらんのです。ご容赦ください!(^^)!
代わりに、この重大な事柄、またはかなり前からきになっていた事例をご紹介いたします。これから、240を購入しようともくろんでいる方には役に立つ話なので。
夏の初めの事でしたが、遠方からこまったお客様からのご相談で、「ラムダ点灯しエンスト」 これだけであれば普通にと言っては語弊がありますが、古い車にはありがちな故障に思えますが、VOLTAでは直近の整備でなにをしてもらったか? なにを理由になんのどこの部品をいつ交換したかをお客様にお聞きします。 が、ほぼほとんどのお客様が理解をされていない、または関心を持っていない。 構造や各部品の役割を理解していないため、部品名だけ伝えられてもわからない。
ほとんどの方がこういう感じなのです。日本では車検というシステムがあるので、こういう事になるのも仕方ないでしょう。それで記録簿というものが存在するのですが、またこの記録簿の読み方も素人には何のことかさっぱりわからない作りになっていますね。 そこでこのお客様の240の整備記録簿を見せてほしいとおねがいすると、記録簿自体がない・・・・・ ゆえに距離もあやしい・・・・ ボンネットを開けて最近交換された新しめの部品をさがすと、いくつかありました。 ラムダ点灯による「エアマスメーター交換」エアマスメーターとは走行中にエンジンに入ってくる空気の状態を感知しメインコンピューターに知らせ、ガソリンの濃さなどを決定しています。 これに際しての請求書が残っていたので確認できました。しかし、他の部品でエンジンルームを開けただけでは確認できない部品もあるので、VOLTAで外して確認したところ交換されているはずの「パルスセンサー」別名「クラン角センサー」がボロボロの状態でした。これはどんな役割かというと、現在のクランク(エンジン内部)の位置がどこにあるかメインコンピューターに知らせて、どのタイミングでプラグを発火させるかの情報源で先程の「エアマスセンサー」とセット交換するべき部品です。VOLTAではこれを新品で交換しテストを繰り返し行い、ラムダ点灯が消えたことを確認しました。
このように、巷で走っている240はこういう状態のものが多いと思われます。 この後、お客様が自宅に帰る途中でまたもや「ラムダ点灯」してしまうのです。 こうなると、以前行った整備の内容は全て不確実になるので、基本的なところから、全点検になります。 次回はこの240の全点検を書くことになると思います。 一旦終了
最近の巷での240
2024年9月30日 月曜日