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» クレーム 240ワゴン雨漏れ!
H29.5.13 なんと! 雨漏れしたというお客様からの苦情がありました(T_T) その日は雨が降っていて、頂いたお電話で症状と場所をお伺いしたのですが、なんとなくしか理解できず、そのまま、VOLTAまで足を運んでいただいたのでした。東京のお客様で、不幸中の幸いだった。申し訳ありません! 240の雨漏れなんて言うのは十数年ぶりのことで、さすがの私も仰天した次第です。他のマイナーなトラブルであれば適切、且つ冷静な対応をできたものの、お客様のご配慮により、雨の日でしたが、大事な休日にVOLTAまでお越しいただけるとは、ほんとーにありがとうございますm(__)m 仏様みたいな人だ!
すぐさま、その雨漏れしている場所を見ると右フロントドアーを開けて、ピラーの内貼り上部から、ポタリポタリと垂れてくる! 結構な水の量だから運転席のマットはビチョビチョ! マットの下に新聞紙を厚めにしいてこれをまた、交換してくださいとお話しいたしました。すぐに工場に入庫できないので数日お待ち頂くしかなかったのです>< ごめんなさい! 代車も全部出払っていたのでとりあえず、代車が戻り次第、ご連絡いたしますということにさせていただきました。お客様も不安で、私も気が動転していたのでお会いできて症状を二人で確認できたので本当に良かった。とりあえず二人して安堵した次第です(^_^;)
改めて雨水が垂れているピラーをのぞき込むと、およそ、フロントガラスからに違いないとわかる。しかし、今まで結構な期間、展示していたし、洗車機にも数度と無く入れている・・・・なぜだろう・・・とにかくこれから梅雨の時期に入ってしまうので早く対処しなくては!
H29.5.28 やっと代車が戻ってきてお預かりすることができ、一安心。 この2週間余りの間にお客様自身で原因になっている場所を特定し、応急処置でテープを張って雨漏れしないようにして頂いていました!! なんと仏様みたいな人なんでしょう(T_T) 感謝感激でありますm(__)m
H29.6.1 工場が空くまで待っていられないので、硝子屋さんにVOLTAまで出張でお願いしました! 工場の空きを待っていたら来月になってしまう(-_-メ) 硝子屋さんはこの辺でも古くから有名で社長みずから飛んできてくれました! とりあえず、モールを外してフロントガラスとボディーの状態を確認してくれました。
この、泥などのごみが原因でシールが劣化するそうです。フロントガラスは外すとクリップピンがダメになってしまうので、このガラスの周りを丁寧に掃除して、隙間に防水シールを埋め込むのだそうです。但し、今日は掃除だけにして水分が乾くのを待つため、明日のお昼頃、乾いたあたりに再度VOLTAに来てくれて無事に作業が完了しました! なんとかホッとした感じです(・_・;) 突然、シールが劣化するものなのだろうか? それとも、ある程度の永い時間雨水が持続的にかからないと、漏れてこないのか?
で、社長曰く、さらに一日安静? にして動かしてはいけないとのことで、そのまま触らずにおきました。明日、テストをするやり方を教えてくれて社長は、去ってゆくのでした! ありがとうございました~^^
上の写真の状態でかなりの時間20~30分位水道の水をルーフから患部に流しておきました。途中ドアを開けて確認したりしました。大丈夫そうです( ^)o(^ ) やれやれ、ほっと安堵しました^^
ついでに、洗車もしてホイールとタイヤも洗って明日のお客様のご来店を待つことにしました。本当に申し訳ありませんでした! あれほど、テストを繰り返したのに、とんだ伏兵にやられた感じです>< 硝子屋さんの社長も言ってたのですが、たまに高圧洗浄機でモールの隙間も洗い流すようにと、ご教授を頂いたのでした! これからは気を付けます!!
» ボルボ240GLワゴン ミドルグレーの磨き
先日、磨き屋さんがお客様の車を磨いている時に、きちんとマスキングをしっかりやっているのを見て自分も真似をしてやってみることにしました! けっこう大変(@_@;) マスキングテープを3ロール使い切ってしまった(・_・;) こんなに使うの? 下手くそだから?
240はどんな色でも雰囲気があってみんな好きなのですが、このミドルグレーってとってもシックで、自分的には好きなのです^^なにか目立たないけど存在感がにじんでるような、そんな感じです^^すごくネオビンテージな車に見えるとこが気に入ってます。大昔のロールスロイスとかアストンマーチンにもこんな色が多かったと思います。欲を言えば内装がベージュがよかったんだけど・・・・日本にはこの年式では存在しませんでした(・_・;)
今回はボンネットの塗装がクリアーなどやれて、とってもみっともないことになっているのと、左のフロントフェンダーの傷を塗装屋さんに治してもらい、ついでにアルミホイールに変更してミシュランの新品タイヤに付け替えたので、頑張って自分で磨こうと思いました。ボンネットのクリアーが飛んで白っぽくなっちゃってる240をよく見かけますが、これって塗装屋さん曰くすっごく大変なのだそうです。ボンネットの塗装を総ムキにして鉄板までムクらしいのです。適当にその上から塗装されちゃうと、後からまた同じようにプツプツ塗装が浮いてきてしまうらしいです(ToT)/~~~ よってお値段もお高いのです!! しかし、「あら? 塗装の色が若干違う気がする?」 すぐさま塗装屋さんに連絡!! 「申し訳ない!!」の一点張りで怒る気にもならん(-_-メ) 近いうちにまたも入院だ(T_T) この240は徐々にプチレストアして、前シート2座席をオーバーホール・メッシュのブレーキホースやらキャリパーも色を塗ってしまおうか・・・などなど色々していこうと思っているのです(^_^;) 勿論基本もしっかりやってゆきます! しかし、そのたびに価格は変動させます。(現実は厳しい!! ) 申し訳ありませんm(__)m これも少しずつですが進捗状況をブログにてお伝えして行こうと思います。
» ボルボ240GLワゴン リフレッシュ整備 3
H29.5.30やっと部品が届いてひとまず安心(幾つかの部品が遅れたのです)・・・が工場の予約が取れず、しばし待機! 仕方がないので一般道を走ってみます。エンジンのかかりも悪いし、かかってもアイドリングが低くて安定してません。とりあえず基本の電気関係を交換し、それでも改善しないようならガソリンポンプなどの燃料系統を見ます。 数回空ぶかしを繰り返したら900回転くらいで落ち着いたので、走ってみます。しかし、アイドリング時点ですでにエンジンの揺れを直接ボディーで受けている感じで、この音がまるでヘリコプターがルーフに乗っかっている感じの音? 説明しずらいです(@_@;) スロットルボディーやアイドルバルブのカーボン除去は必須と思われます! スロットルがちゃんと開いたり閉じたりしてない感じ。240ではよくある感じですね^^ あまり元気に飛ばさない240や都内の信号の多い道を走ってる240は、こういう症状になりやすいと思います。ここで以前紹介したエンジンオイル、A.S.HのFSE E-Specなどにしてカーボンの吸収率の高いオイルに変更し今後の対策もするのです!! 以前はWAKO’SのF-1 フューエルワンなどを使っていましたが、このA.S.Hにすれば必要なくなって、かえって安く済みます! すこし大きな通りをブ~ンと走ってみます。お、重い~^^ 全体的なバランスが落ちているんでしょうね。ちょっとの段差でもゴトゴト、ガシャガシャうるさいし、体にも伝わってくる違和感があります。上下の揺れではショック自体のキシミでギギギーという音(小さいかすかな音ですが・・・)、下回りは常に何らかの音がでていて、これは精神的にも疲れてしまう(-_-メ) 240、我慢だ! もう少しだからな!! 必ず蘇らせてあげるからな! と声をかけながら(心の中で、ですから、実際しゃべっていたら怖い人になっちゃうでしょ?)工場は2~3日後くらいに入庫できるらしいんです。今は別の困ったちゃんの240が入ってて、これと入れ替えなのです。(この困ったちゃんの240もブログに書きたかったのですが、当社で購入しておらず、はばかるので、もう少しましな状態になったらご紹介できるでしょう^^)
現在のブログの240は工場に入庫になったら、12カ月法定点検と一緒に各部品やらエンジンの全体バランス・微調整とショックを交換して行き、また、山道のテストを行いブログにアップしたいと思います。

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» ボルボ240GLワゴン リフレッシュ整備 2
以下は7年前の納車の時の整備記録にもとずく、データーです。車検は通常通りの項目で行われています。整備工場はVOLVO指定工場で行われています。(現在はVOLVO指定工場というカテゴリーは存在しません)
1:フロントディスクパッド・ローター2:リアディスクパッド・ローター3:スロットル基本調整4:各部電気リーク・電圧検査5:水漏れ検査6:燃料圧力検査7:エアコンクールテスト・ガス量、圧力検査・補充8:エンジンオイル・フィルター交換(当時指定オイルバルボリン10W-40)9:タイミングベルト・テンショナー交換・ウォーターポンプ・サーモスタット10:テールゲートハーネス修理11:大型アテンショナルファンに改造交換12:ライセンスバルブ修理13:エアコンプレッシャースイッチ交換 以下部品交換 14:リアトルクロッドブッシュ15:トルクアームブッシュ16:タイロッドエンド17:スタビリンクブッシュ18:フロントブレーキホース19:EXフランジガスケット19:EXマニホールドガスケット20:プラグ21:プラグコードset21:ブローバイタンクOリング22:ドライブベルト23:ダイナモ・ACコンプレッサー・P/Sポンプブラケットブッシュ ざっとこんな感じですが、ブレーキホース交換時は当然真空引きをして新しいブレーキオイルにしたり、エアコンも一度真空引き、スロットルボディー脱着清掃、アイドルバルブ脱着清掃 をしているのは言うまでも無い事です! 下回りは現状、悪いところだけやったという感じですね。
ここで、車検が上がってきていつものように中央道調布インターから高速に乗ってテストが行われ、(この当時は石川パーキングエリアでの儀式は行われていない(・_・;))マイナーなトラブルがないか細かなスイッチ類やコーナーでの車の挙動、急ブレーキテスト、ハンドルの操舵テストなどなど行いながら八王子インターでUターンして帰ってくるパターンです。ちょっと味気ないですが・・・その後一般道のテストをします。
この240はショックやアンチスウェーバーの交換は予算の関係でされなかったので、山道のテストはされていません! 残念!! 温泉が・・・・
これは現在のエンジンルームの様子で平成22年のままの部分も多々あります。
また、この写真は現在のスプリングシートの現状です。ヒビがひどいですね~(T_T)
次回は少し後になりますが、部品を取り寄せていますので全部そろった段階でブログに掲載する予定です!!
» ボルボ240GLワゴン リフレッシュ整備 1
H29.5.14 現在から7年前の2月にVOLTAよりご購入のお客様で、平成8年からの履歴がきちんと残っている240です。平成8年から平成22年のお客様が当社でご購入されるまでは、すべてディーラーでの整備になっています。履歴を確認すると12か月点検と車検整備で、おきまりのパターンでしか整備されていないようでした。幾度かラムダマーク(異常警告灯)が点灯しリレー交換と水温センサーの交換が2回あったくらいで、他はアンテナ交換、パワーウィンドースイッチ交換などのマイナーなトラブルで入庫、重要な下回りに関しての記述が殆どありません。 今まで他店で購入された方の240はどれもみんな、こんな感じのアフターメンテナンスしか受けていないのが現状だと思います。よっぽどマニアで自分で研究しているオーナーさんの車でない限り、下回りをいじっている240はあまり見受けられないのが現状です。本当は新車から5~7年くらいでゴム・ブッシュ関係は殆どやれてしまうのでやっていただきたいところですが、あまり丹念に交換されている車は見受けられません。
そこで、今回は7年前の整備を振り返り、もう一度納車時のような240に復活させて、さらに7~10年乗ろうという大胆且つ斬新な発想をされたお客様の整備進行記録をブログで発表いたします!
現在のキロ数です。メーター内のパネルはカビで侵され始めていますね(@_@;)、バッテリーは3年目で要交換ですね。
タイミングベルト・テンショナー・ドライブベルト・ウォータポンプ・サーモスタット・三層ラジエターは昨年交換済み(三層ラジエターは昨年10月で生産終了、やっておいてよかった!)
平成27年にはセルモーターをリビルト交換、エンジンタペットカバーからのオイル漏れ修理を行っています。26年の車検は特に異常がなかったようです。 次回は平成22年の納車時の整備記録を記載致します。
» ロンドンからのお便り第二弾
ロンドンのVOLVOサービスセンターのようだが、やはりお国柄古い建物をそまま使っている(@_@;)
とっても、気軽に入りやすいようなきがする^^日本のディーラーとはとても違うんですね・・・
そして、セレブな路駐車第二弾
東京の銀座だってこんなにはないですよね(@_@;)
» すぐれものご紹介
これは、私のお世話になっている仙人のような、ボルボの部品屋さんからのご伝授で教えてもらった優れもの「シューグー」であります。 ここに紹介したものはブラックですが透明のものもあります。
価格はネットなどで¥1,000位、別途送料などかかります。
何に使うか?というと通常は読んで字の如く、靴底の修理補修接着剤です。これを応用してモールなど経年変化で曲がったり、そり上がったりした所に使って一日クリップなどで強制接着して補正してしまうのです! 神技ですね(@_@;)
実演の写真は残念ながら公開しませんがいろいろな所に使えると思うので是非、ツールボックスに一つ持っていては如何でしょうか?
» VOLTAの倉庫改良中
連休中は毎年お暇なので倉庫を10年ぶりくらいに、お掃除も兼ねてちょっとカッコよくしようと頑張りました! ところが今年の連休はお客様のご来店が多くて50%しかできなかったんです。これからA.S.H.のオイルも来るし、これをカッコよく陳列したかったのですが・・・・とりあえず暇を見てやってゆきます。あまりお客様の目に触れる処でもないですし、自己満足の領域ですから(・_・;)
ついでに、ベンチグラインダーも買ってしまった<(`^´)>
» 外国まで240W持って行ってサーフィン?
先日の納車されたお客様がサーフィンに行った時のフォトだそうで、一見、外国に見えたんです(@_@;)
すでに、活躍しているそうでうれしい^^240もさぞ喜んでいるでしょう! こちらも万全の態勢でフォローして行きます!
» ロンドンからのお便り第一弾 セレブな路駐車発見!
イギリスに行っている親友からの通報が来てビックリ(@_@;)
ロンドンってところはこんなもんが平然と路駐しているんだとか・・・・
このロールスロイスはどうやって出るんだ(-_-メ)
» A.S.Hアッシュ オイルについて第四弾 最終
Q:銘柄の違うオイルのブレンド
同じ錦柄のオイルをブレンドすることによって、エンジンにピッタリのオイルを作り出すという方法のオイルはあるが、銘柄の違うオイル同士のプレンドはどうなんだろう? 例えば、サーキット走行でオイル量が少なくなった時や、街乗りの場合でも突然油圧の警告ランプが点く場合がある。そんな時に普段から使っているオイル銘柄と同じストックがあればいいが、それが手に入らない場合はやむなく違う銘柄のオイルをブレンドするケースもあるだろう。最近では様々なタイプのオイルが市場に出回っているが、実際に銘柄の違うオイルのブレンドは、エンジンにとって問題ないのだろうか?
A:「製品同士のブレンドになるわけですが、これに一番問題になるのは、化学合成。鉱物油わエステル化学合成油・半化学合成油等というよりも、オイルの処方に関わる事が大きいと思います。具体的にいうと、混ぜるオイル同士が同じ添加剤と同じポリマーを使用しているのであれば、ベースオイルはなんでも大文夫です。ところが、添加剤とポリマーが違うタイプ同士のオイルをブレンドすると、分離したり固まったりすることがあります。但し、基本的に製品同士ブレンドすることは全体のバランスが悪くなり性能の低下につながることが多いので、あまりお勧めいたしません」
※特に、一般的に違うタイプのオイルをブレンドした場合は、性能の低いオイルに引つ張られる傾向があるとのこと。
Q:余ったオイルの保管
オイル交換の時に余ったオイル、どうしてる? サーキットやスポーツ走行派なら、補充用オイルとして使えばOKなんだけど、問題は街乗り派の場合。「一度フタをあけてしまったオイルって、空気と触れるからやっぱり酸化してしまうのでは?」と言うように、次回のオイル交換の時まで保管しないという人も少なくない。オイルの賞味期限!? というのもなかなか徴妙。同じオイルでもやっぱり古い缶より新しい缶の方が性能がいいって思っている人も多いのでは? 余ったオイルはどうしたらいい?
A:「一度蓋を開けた缶に入ったオイルについてですが、きちっと蓋を開めている状態でしたら5年間は大丈夫だと思います。エンジンオイルの中には酸化防止剤及び乳化防止剤が入っていますので、保管状態が悪くなければ腐るものではないので大文夫です」
※ということで、余ったオイルの再使用は、キチンとフタをして温度変化の少ない場所に保管しておけば全く問題なしとのこと。
これでオイルの基礎知識はおわりです! 大変長い、つまらない講義ですみませんでしたm(__)m
でも、自分の大事な車の為ですので、しっかり勉強していつまでも大切な車を愛してくださいね^^
» A.S.Hアッシュ オイルについて第四弾その1つづき
1:エンジンオイルの酸化劣化及びスラッジの生成
エンジンオイルの酸化劣化の原因は、高温によるベースオイルの酸化及び燃料が燃焼した時に起きる窒素酸化物(NOx)の影響によるオイルの酸化が主となります。そしてこれらの現象を具体的に言いますと、燃焼室付近でのシリンダー及びピストンにおいてのオイルは、かなり高温にさらされます。例えば、シリンダーの壁面は約340℃ と言われています。ですから、高温による酸化というのは、この辺りから起きてくるわけです。また、オイルパンの中では燃焼室から漏れるブローバイガス(これに燃料が燃焼した時に起きる窒素酸化物が混じっています。)による酸化が起きるわけです。そして、これらの酸化劣化が促進されると、酸化生成物の宿重合反応というのが起きて、スラッジの生成・ワニスの生成・オイルの酸化による粘度の上昇が起きるのです。
2:乳化
エンジンの燃焼には、炭化水素というものが使われます。いわゆる、ガソリン・軽油・LPG等、これらはすべて炭化水素の仲間になります。そして、炭化ま素が燃焼しますと、CO2(二酸化炭素)とH2O(水)生成されます。そうするとこれらの物がプローバイガスと混って燃焼室から出てきます。そのガスの中の水分が高温の状態では水蒸気となって浮遊しているわけです。また、ベースオイル自体にも水素を含む為、オイルが高温にさらされて酸化が起きるとベースオイルの水素が酸化して水蒸気となり浮遊します。これらが今度冷えた時に水としてエンジンオイルに混入してくるのです。これらの現象が促進することにより乳化が起きてくるわけです。
Q:年間走行距離の少ない車のオイル交換時期
走行距離に応じて定期的にオイル交換すると言うのがオイル管理の基本なのだけど、問題なのは走行距離の少ない車の場合。日常通勤に使っているような車の場合だと走行距離をオイル交換の目安にすることが出来るけど、たまの休日にドライブに使うといったような使い方だと、へたをすると年間5,000Kmにも満たないといったような場合もある。また使用するオイルのタイプによっても使い方様々。こういったケースの場合、オイル交換の目安はどう考えたらいいんだろう?
A:「走行距離が少ない車のオイル交換時期ですが、これは、走行距離よりも使うオイルの種類によって変わると思った方が良いでしょう。鉱物油の安いオイルであれば半年ぐらいを目安にして下さい。一般的な合成油であれば1年くらいは大文夫でしょう」
※ということで、たまにしか乗らないような年間の走行距離が少ない車ほど、実は高性能オイルを入れておいた方が、メンテナンスも楽になるということです。
» A.S.Hアッシュ オイルについて第四弾その1 これで最後!
いよいよ、最後の段落ですよ~^^頑張って読んでくださいね!(ここ重要!!)
第四弾のテーマ:ベースオイルの劣化のメカニズム
☆なぜオイルは劣化するのか☆
今回のテーマは、ベースオイルの劣化。オイル交換を長期間行わないでオイルを使っていると、添加剤の消耗、熱や空気による酸化、混入物による汚れが起きて、ベースオイルが劣化していく。さらに劣化が進むと、オイルがドロドロに固まり、オイルの潤滑不良による金属の異常磨耗と溶着やスラッジがビストンリング廻りに堆積してしまうため、ビストンリングの膠着などを引き起こす原因となってしまう。劣化したオイルを使い続けていると、パワーダウンや燃費の悪化だけではなく、最悪の場合、エンジンプローに結びついてしまうのだ。もちろん、オイルを定期的に交換することでこういったトラブルを防ぐことが出来るが、難しいのがオイル交換のタイミング。走行距離による交換が原則なのだが、車の用途によっては例えばサーキット走行毎に交換、3,000Kmで交換、5,000Kmで交換、ロングライフ系なら10,000Kmで交換といったように、使用条件や使用オイルによってその目安は様々。また、例えば街乗リ オンリーだとしても、エンジンが完全に暖まらない状態での使用が多い場合は、 エンジンオイル内の結露した水分が抜けきれず、使用するオイルの種類によってはエンジンが暖まりきって使用しているときよりもスラッジが多く発生してしまうこともある。距離を走らない車の場合でも、使用条件によってはオイルの劣化を進めてしまうこともあるのだ。オイルの劣化は実際には緩やかに進行するため、一般的なドライバーにはなかなか判断するのが難しいところ。オイルの汚れやエンジンのフィーリングで判断するのも一つの方法だが、それでもオイル劣化を分析なしで判断する方法は困難だ。そこで今回はオイルが劣化してしまう原因を解説してみよう。
» A.S.Hアッシュ オイルについて第三弾その2
※ここでは各種類のオイルの長所・短所の解説です。
★鉱物油
石油を分留して得たベースオイルを100%使用したオイルのことを言います。長所としては、ゴムのオイルシールなどに対して悪影響を与えない事と、コストが安いことです。短所としては、低温特性が悪いことと耐熱性があまりよくないことです。
★半化学合成油
鉱物油と合成油とを半々で使用したオイルのことを言います。長所としては、鉱物油に対して合成油を使用した分低温特性及び耐熱性の性能を少し改善できるところです。短所としては、処方によつては性能が殆ど上がらず無駄にコストを上げてしまうことです。
★100%炭化水素化学合成油
一般的に、100%化学合成油と言つたらポリアルファオレフィンとエステルを約8:2で混ぜて作つた合成油のことを言います。長所としては、低温特性が良い事と耐熱性が良い事です。短所としては、ゴムのオイルシールに対して炭化水素系合成油は縮め、エステルは伸びる影響を与えます。ですから約8:2で混ぜて使わなくてはなりません。また、鉱物油に比べてコストが高いと言う点もあります。
★100%エステル化学合成油(フルエステル)
エステル化学合成油を100%使用して作ったオイルの事を言います。長所としては、低温特性及び耐熱性が良い事と、鉱物油・炭化水素系合成油に比べ、ずば抜けた潤滑性能を示します。その理由として、通常鉱物油及び炭化水素系合成油はオイルの硬さで油膜粘度を出すのすが、エステル化学合成油は、極性と言って電気的に物理吸着します。早い話が、オイルがこびり付くと言うイメージをして下さい。短所としてはベースオイルの選び方が非常に難しい事です。よく調べないで使うとオイルシールを伸ばしたり、加水分解と言って水分によってオイルが分解されやすい物があります。また、炭化水素系合成油より更にコストが高いことも欠点かもしれません。
<用語解説>
★動粘度
動粘度とは、液体が動力方向に流れ落ちる時の速さのことで、液体の粘りを定義します。どのオイルにも40℃ の時(エンジンが冷えている時の状態)の粘度と100℃ の時(エンジンが暖まつている時の状態)の粘度が書かれていますが、エンジンが暖まつている100℃ の状態では、数値が大きければ粘りが強い、逆に小さければ粘りが少ないと言うことになります。
★粘度指数
オイルの粘度が、温度変化によってどのくらい変化するかを数値に表したもので粘度指数が大きいほど温度が上昇しても、粘度変化が少ないことを示し品質が優れているということになります。
★流動点
オイルは、低温になるとオイルに含まれているロウ分が結晶化し、さらに冷えていくと最後には固まってしまいます。流動点とは、低温に対してここまでならオイルが固まらないという温度を表しています。オイルを冷却した時に、オイルが流動する最低の温度が流動点です。寒冷地など外気温が低い地域でのコールドスタート時などに影響してきます。
» A.S.Hアッシュ オイルについて第三弾その1つづき
★鉱物油とは?
鉱物油とは、石油を分留(石油を沸かして沸点の低いものからガスの状態になつた物を取り出していくこと)して得られたベースオイルのことを言います。この場合、ベースオイルとなる部分はガスにならず残さ油としてアスアァルトと一緒に残ります。それを溶剤精製・水素化精製などで出来上がったものが、鉱物油のベースオイルとなります。
★オレフィンオリゴマー(炭化水素系合成油)とは?
ナフサを原料として分解して得たエチレンガスを融合して作る方法と、石油ワックスを分解して作る方法があります。これらがポリアルファオレアィンと呼ばれている炭化水素系合成油となります。
★VHVIとは?
VHVIとは、高粘度指数基油(40℃ と100℃ の硬さの変化が少ないオイルのこと)と言います。一般的には、鉱物油を分解して作られます。これも現在は合成油と呼ぶようになりました。
★ジェステル及びオールエステルとは?
エステル化学合成油とは、分子中にあるエステル基の結合構造からエステルと呼ばれています。これらエステルは植物油膜及び動物油膜とアルコールを原料として作られます。
以下専門的な粘度の表がありますが、私たち素人が見ても何のことやら(@_@;)わからんので省略!
» A.S.Hアッシュ オイルについて第三弾その1
第三弾のテーマ:ベースオイルの種類と特徴
クルマのメンテナンスで一番身近でしかも重要なのが、オイル交換。どれだけ優れたエンジンでも、肝心のオイルが汚れていたり性能が劣っていたら、そのエンジンのパフォーマンスを充分に発揮することは出来ないですよね。そればかりじゃなく、オイルメンテナンスを怠ると、最悪エンジンブローを招いてしまうほど、オイルはクルマにとって重要はアイテムです。エンジンを心臓に例えるなら、エンジンオイルは血液。その血液が汚れていたり成分バランスが崩れていたりすると、病気になりやすいのと一緒で実はクルマにとつても最重要のメンテナンスアイテムなのだ。そのオイルを基礎的は部分から解説しそれぞれ自分のクルマに合ったオイル選びのヒントとして役立ててもらおうというのがこの情報の目的です。今回のテーマは「ベースオイル」。現在、鉱物油。半化学合成油・化学合成油と大きく分かれているオイルだが,それぞれの特徴や長所・短所を、はアツシュオイル生みの親、開発者のJCDプロダクツ代表の岸野 修さんに、話しを伺ってみました。
» A.S.Hアッシュ オイルについて第二弾その3
8:ポリマーを使わずにマルチグレードを作るには
Q:ところで、マルチグレードタイプのオイルを作るためにはポリマーが必要ってことですが、実際には「ノーポリマー」を謳っているオイルのほとんどがマルチグレードタイプです。ポリマーを使用せず、どのようにマルチグレードのオイルを作るのですか?
A:岸野
実は、ポリマーを使わなくてもマルチグレードオイルは作れるのです。ただしこの場合ベースオイルは100%化学合成油となります。また、作れる粘度グレードにも限界があります。私の認識しているノーポリマーを作るのが不可能な粘度グレードとしては、0W-40・5W-50又は、これ以上に粘度範囲を広げたグレードだと思います。そして、メーポリマーでマルチグレードを作る為の秘訣はなんと言つてもベースオイルの種類を数多く知っているかと、その処方を組む技術になります。また、ポリマーを使っている場合と比べ、ノーポリマーは原価が非常に高くつきます。ただし、その分油膜の強度は格段にも違いがあります。ですからノーポリマーで作るオイルはどうしても高級品になってしまう欠点も有ります。
» A.S.Hアッシュ オイルについて第二弾その2
3:ポリマーのデメリット
Q:逆に、最近の高性能オイルのほとんどが「ノーポリマー」と謳うように、ポリマーを使用していないことがメリットになるというオイルが増えてきていますが、ポリマーを使用することで生じるデメリットを教えてください。
A:岸野
ポリマーは、PMA・OCPなどと呼ばれる樹脂を原料として作られています。そしてこれらが新油の時は安定した状態なので問題ないのですが、クランクシャフトやカムシャフトのところで油膜を切ろうとする力に遭つたときに、樹脂が切られていきます。その切られた樹脂が実はスラッジになるのです。ですから、ポリマーを使用するとスラッジが生まれやすくなるデメリットがあります。このステッジが堆積することにより、エンジンの磨耗を促進させるばかりではなく、場合によっては潤滑するためのラインが詰まり潤滑不良を起こしてエンジンが焼き付いてしまうことさえあります。またオイル粘度が変化してしまうことで摩擦損夫が増大し、エンジン始動不良や燃焼悪化につながります。
4:添加剤について
Q:一方の添カ剤というのはどういったものなのですか?
A:岸野
添加剤というと一般的に皆さんがイメージするのは、300ccぐらいの瓶であとからエンジンに注入するイメージが強いと思います。確かにそれも添加剤といいますが、ここでいう添加剤とはDIパッケージと言ってエンジンオイルが、SJ・SLなどの規格を表示するのに必要な性能を備えた物を言います。具体的にどのような効果といいますと、清浄性(エンジンの中に汚れがたまらない為の石鹸のような効果)、分散性(燃料のカーボン及びステッジなどが固まらないようにほぐす効果)、酸化防止性(エンジンオイルの酸化劣化を防止して長期間使えるようにする効果)、抗乳化性(エンジンの中にある水蒸気がオイルと混ざって乳化することを防止する効果)、きび止め性(エンジンが錆びないようにする効果)、以上のような効果を兼ね備えたものをここでいう添加剤になります。
5:添加剤のメリット
Q:添加剤をオイルに配合する一番のメリットは、どんなことですか?
A:岸野
添加剤はエンジンオイルを長く使用する為には必要不可欠なものです。エンジンオイルの一般走行するのに最低限必要な性能はすべて入っていることが最大のメリットです。
6:添加剤のデメリット
Q:では、添加剤を使うことでのデメリットはありますか?
A:岸野
添加剤を規定量添加して使用した場合は特にデメリットは有りません。しかし規定量以上に入れると触媒の寿命を短くしたり、エンジンオイルの酸化を早めてしまったりする逆効果が起きるデメリットがあります。
7:添加剤の種類
Q:その添加剤ですが、どのくらいの種類があるのですか?
A:岸野
細かい部分まで分けていくと100種類以上の添加剤があります。ただ、それを大きく分けると、イラストに描かれている種類に分けられると思います。これは、エンジンオイルを表したイラストなのですが、基油(ベースオイル)に対して、それぞれの目的別に添加剤が必要となってくるわけです。
» A.S.Hアッシュ オイルについて第二弾その1
第二弾のテーマ「ポリマーと添加剤の違いについて」
1:ポリマーについて
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クルマ好きにとっては一番身近なアイテムだけに、オイルそのものを基本的なことから知ってもらおうというのが、この情報の趣旨です。今回のテーマは「ポリマーと添加剤」について。実は、このポリマーと添加剤って、なんとなくはイメージは掴めるものの、実際
には何の為に必要なのかってことを正確に把握している人ってそう多くないようですね。中には「添加剤を英語で言うとポリマーって
いうんじやないの?」ベースオイルの中にいろんな成分を混ぜてモーターオイルを作るわけだから、その混ぜるものを称してポリマー、または添加剤ってことなんじやないの。どっちも同じ意味でしょ・・・」と思っている人もいるとか。そこで今回も開発者にその辺を伺つてみました。
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Q:エンジンオイルの成分でよく聞くポリマーですが、ポリマーってどんな役目を果たすのですか?
A:岸野
ポリマーとは、一般的には粘度指数向上剤と言われるものを指します。役割としては、エンジンオイルが高温になったときに増粘効果を狙う事を目的とした物です。昔は、エンジンオイルはシングルの20番30番・40番というグレードが存在しました。ポリマーが開発され前までは、このシングルグレードのオイルを夏と冬とで使い分けていました。特に北海道など寒冷地では10Wといったような冬専用グレードが使われることもありました。その後、このポリマーが発達してマルチグレードと言われるオイルが出てきました。いわゆる10W-30とか5W-30といったように、夏グレードの30番と冬グレードの10W及び5Wといったような性能を兼ね備えるようになったのです。当然このようなマルチグレードを作る場合は、ベースオイルには冬用の低粘度の物が使われますので、夏用の性能を兼ね備える為に高温域でもオイルの粘度を増粘する必要があります。その為に使われるのがポリマーといわれる増粘剤です。
2:ポリマーのメリット
Q:そのポリマーですが、エンジンオイルにポリマーを使用するメリットというのはどんなことですか?
A:岸野
ポリマーを使用するメリットとしては、低粘度のベースオイルを使用して高温域での粘度を高く設定できるメリットがあります。例えば0W-50、0W-40というようなエンジンオイルは、ポリマー無しには作れません。このような粘度域の広いオイルを作るときに必要になります。
» A.S.Hアッシュ オイルについて第一弾その5
5:エステルの基本性能
Q:エステルって、ロングライフオイルに必ず必要なものなんですか?
A:岸野
エステルとは、正式名称を「エステル化学合成油」と言います。原料としては植物油になりますね。エステルの大きな特徴としては、一般の鉱物油や石油系合成油と比べると、油膜の付き方に大きな差があります。一般の鉱物油や石油系合成油はベースオイルの粘度の硬さで強度を出していますが、エステル化学合成油は極性基というものがベースオイルにあるため強力な物理吸着によつて油膜の強度を出します。ですから、一般の鉱物油や石油系合成油と比べると、1ランク粘度を下げたものをエステルでは使用できるんです。またエンジン内部に完全に油膜が出来るので、フリクションロスも低減します。それらの要因から、エンジンレスポンスの向上と燃費の向上を実現させるのが、エステルと言えます。
ということは、ロングライフエンジンオイルの基本性能は、スラッジの元となるポリマーを一切使用せず、優れたベースオイルと劣化を防ぐための良質な添加剤を使用しているオイルがロングライフを可能とし、さらにエステルを使用することでフリクションロスの低減による燃費の向上など、環境面に優しい配慮がなされたものが、真のロングライアオイルと言えよう。